text by hatanaka 礼拝堂の聖壇の家具は、聖壇のデザインと同じように一体で考えました。十字架のタペストリーを邪魔しないシンプルなデザインでありながら、重厚感がありつつ優しいデザインとしました。説教台には、白の美しい人工大理石と優しい無垢の木材を使用し、聖壇の椅子もシンプルな板状の構成でありながら、厚手のウレタンのクッションを座と背に施しました。
こうしたいろいろな異素材を使う家具製作にも意欲的に快く製作してもらえる大橋朋晃さんのOGUMAでした。 建築のスケールでの製作とは違い、一つ一つ手作りでされることからのものに与えられるぬくもりのようなものがあります。 聖壇の家具以外にも、牧師室のデスクやロビー空間のオリジナル家具もイシダ・ハタナカスタジオでデザインし、OGUMAで製作してもらいました。 空間にあったオリジナルの一品ものを造り、永く使える家具を持つのは、素敵なことだと思います。 家具製作:OGUMA :http://www.oguma-co.jp/
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