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© ishida+hatanaka studio. 

COLUM:教会建築

設計にあたって考えたこと | 高砂教会

15/11/2017

 
text by Ishida
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コンペ(設計競技)
このプロジェクトの始まりは、コンペ(設計競技)でした。コンペといっても、公共工事のような大きなコンペではなく、規模も小さく、参加された設計事務所も少なかったのではないかと思います。ともあれ私たちのコンペ案は一次審査通過の3組に選ばれ、二次審査で直接、教会の方々へのプレゼンテーションの機会を得ました。もちろん、結果は選ばれたのだけれど、その理由に少し微妙な気持ちになったのを覚えています。
簡単に言うと、提案内容というよりは人柄!。
もちろん嬉しい、でも設計を職業としているのだから、提案内容で選ばれる方が、やはりより嬉しいかもしれない。
 
教会活動の理解
私たちは、設計を始めるに当たって、対象建物の活動内容の理解を最初に行います。
高砂教会は、2階にメインの礼拝堂があり、1階は、主に小礼拝(多目的室)、厨房、会議室といった教会活動をサポートする諸室となっていました。改修は主に1階部分であったので、まずは、教会活動を理解することに時間を割きました。CS、YCといった言葉から始め、その活動内容の把握、そしてそれらがどの室で行われているかなどを詳細に聞取りし、実際に見学などもしながら理解していきました。
正直に言って、改修であったので、設計には直接役にはたたなかったかもしれませんでした。でも、キリスト教会の活動を理解するのには、大変有意義ではありました。
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既存建物の問題点の把握
教会活動の把握と同時に、既存建物の問題点の把握も行います。
私たちが感じた一番の問題点は、エントランス及び、廊下でした。それらは、人間の体で言うと、血管のようなものです。エントランスが狭すぎるのと、廊下が長いので暗く、とても奥の小礼拝(多目的室)に行こうという気にさせませんでした。人間で言うと、血の流れが非常に悪い状態でした。これでは、人の流れが起きにくく、心理的にも人の交流の機会を奪っていると思いました。
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交わりの為の空間
設計にあたっては、「交わりの為の空間」ということを意識して取り組みました。
日曜日の礼拝に参列し牧師の説教を聞くことはもちろん一番重要なことですが、礼拝が終わった後の時間の過ごし方も、礼拝に参加するのと同じくらい重要なことのように思います。礼拝が終わった後に、少しでもちょっとコーヒーを飲みながらでも会話ができると、さらに有意義な時間になるように思いました。
2階の礼拝堂が神との交流の場であるのなら、改修部分の1階のエントランスロビーや小礼拝(多目的室)は人との交流の場だと思います。改修前のエントランスは狭く本当に玄関としての機能しかありませんでした。だから、改修案では、なるべくエントランスのロビースペースが広く取れるように計画し、礼拝後の人の流れをそこで受け留め人々の交流を促進したり、または、待合せや休憩など、人の流れの滞留を起こすことを目指しました。また、廊下に関しても、ボトルネックになっていたエントランスとの接合点を広げることによって、よりスムースに小礼拝(多目的室)へ行く流れを作りました。これらの対処によって、人々の交わりがより喚起されることを意図しました。
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クリスチャンの明るさ
最後にこのことを強調しておきたいと思います。
クリスチャンの方々と何度も打合せをする度に感じたのが、「なんて明るく、活発な人々なんだろう」ということでした。もちろん、いろいろな人がいるので全てとは言いませんが、そういう傾向が本質的にはあると思います。恐らく、その本質にクリスチャン自身が気づいていないように思いますし、それこそが、強みのように思えます。そして、その明るさをもっと、外の人たちに、知ってもらうべきだと思います。それを伝えないともったいないと、いつも思います。

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